途中経過発表 -work in progress-

パフォーマンス「熱 風」

2014年8月30日(土)17:00
2014年8月31日(日)15:00
*開場は開演時間の30分前
*両日とも上演後にアーティスト・トーク

会場:京都芸術センター(講堂・フリースペース)

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人の心の中に吹き荒れる「熱風」をめぐる4つの物語を「音楽」「写真」「映画」「舞踊」の4幕で構成した舞台作品。



沖縄の喜怒哀楽を唱う音楽家Shinbowによる三味・唄の生演奏。

「この海がまだ青かった頃の話をしようか」
語りとともに、沖縄音楽が始まる。三線と唄。失われつつある言葉と風景。喜怒哀楽の沖縄ブルース。脈々と流れる島の時間を刻み込んだ沖縄の風景を唱うShinbowの語りと音楽。



「芸術と報道の間」の写真表現を追求する平野正樹による写真作品「人間のゆくえ」シリーズを舞台美術に、舞台俳優・笛田宇一郎が演じる

写真家が自分の写真を前に語り始める。
ソ連からロシアに変わる2週間前のモスクワでの出来事、カンボジアの難民キャンプで受けた写真家としての洗礼、革命後のキューバで置き去りになったアメ車と社会主義の行方、サラエボに残る紛争の痕跡。自分ではコントロールできない大きな不条理の力によって歪められる正義。写真家は、それに苛立ちながらもただただ写真を撮り続ける。何故、写真を撮っているのか、それとも撮らされているのか?「これから俺たちはどこに行くんだろう、俺の家族は?この人々はどこへ行くんだろう」
実在の写真家のモノローグと、写真評論家 故•西井一夫が残した或る構想を戯曲化。



幻の映画『熱風』を巡る沖縄での出来事を、飯名尚人が自らメガホンをとった短編映画。

廃墟のようなポルノ映画館で、観客のいない映画祭が開催される。1930年に1度だけ上映されたことのある幻の映画『熱風』が、町の古い映画館で再び上映されることになった。幻の映画を巡って、老年の映画監督(笛田宇一郎)と現地ガイド(川口隆夫)が沖縄で出会う物語。



初の来日となるジンバブエ人ダンサー、ノーラ・チッポムラによるダンス。

床に敷かれた7メートル×10メートルの巨大な切り株写真の上で、ジンバブエ人のダンサー、ノーラ・チッポムラが踊る。この樹齢400年のユーカリの切り株は、切り倒され、日本に輸出されコピー用紙となった。写真家・平野正樹の代表写真『沈黙の森』を舞台美術に。


キャスト・スタッフ

作・脚本・演出・映像:飯名尚人
写真:平野正樹(国境なき写真家旅団)
出演:笛田宇一郎
振付・出演:ノーラ・チッポムラ
音楽・演奏 :Shinbow
映像出演:川口隆夫 前田比呂也 金城政則 村上瑠音

衣装:清川敦子
サウンド収録:Thomas Stenzel(ロシア) Roya Eshraghi(キューバ) Adla Isanovic(サラエボ)
通訳・翻訳:Caitlin Coker
沖縄撮影協力:前田比呂也 山城知佳子(水上の人プロダクション代表) 首里劇場
協力:鈴木一誌(写真の会会員・国境なき写真家旅団事務局) 西井千鶴子 Marina Grzinic 濱治佳
舞台スタッフ:今村達紀 合田有紀 山本アキヒサ