日本舞踊の中の男と女のからだ

プレゼンテーション by 余越保子(振付家・ダンサー) 

2014年6月27日(金)18:00~19:30 
無料
*英語がメインで進行します。概要や質問は日本語有り
*ノーラ・チッポムラさんが、6月に京都にショートステイして行うプログラムです

Noraが京都で滞在制作を行う目的のひとつは、自身の作品制作のため女性が男性として踊るからだを探求するため、日本の伝統芸能の精神や手法を学ぶこと。Noraと同じN.Y.をベースに活動している振付家の余越さんは、日本舞踊の研鑽を積み「物語性をベースにした日本の古典芸能を現代へと翻訳、置き換え作業に10年間没頭してきた」という。コンテンポラリーアーティストの視点で、Noraへ行うプレゼンテーションを公開。日本人の振付家・ダンサーにとっても興味深い内容のはず。

余越保子  NY公演『BELL』より.jpg
余越保子 ダブリン ダンスフェステイバル『BELL』より.jpg
写真上から/余越保子 NY公演『BELL』より /余越保子 ダブリンダンスフェスティバル『BELL』より


余越保子
ダンサー、振付家。広島県出身。ニューヨーク在住。1996年よりニューヨークをベースに作品を発表。2003年と2006年に ベッシー賞 (ニューヨークダンスパーフォーマ ンスアワード)、2008年にグッゲンハイムメモリアルフェローを授与される。2003年日本舞踊、宗家藤間勘十郎派世家真(せやま)流に入門。その後10年に渡り東京とNYを行き来し家元世家真ますみ師より、直々に六世勘十郎の舞踊を伝授される。古典作品を現代舞踊へと変換する翻訳作業に10年間没頭し、伝統芸能家との共同制作ダンス作品をNY、ヒューストン、シカゴ、ニューメキシコ、パリ、ダブリ ンで発表し現在に至る。 2013年日本で初制作された新作「ZERO ONE」(JCDN「踊りに行くぜ!!」Ⅱvol.3参加。)は、日本及びアメリカでの上演を予定している。

会場

京都芸術センター(制作室6)
〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546−2
http://www.kac.or.jp/